IELTSを初めて受けるんだけど、対策することが多すぎて何をやったらいいのか分からない。各セクションの効率的な対策方法を教えてください
こういった疑問に答えます。
この前に受けたIELTSで完全独学でOA6.0を取得しました!

実際にはじめてIELTSを受験してみて、改めてIELTSは対策することが多くて大変なテストであると実感しました。
多くの日本人が課題を感じているスピーキングとライティングがあるからです。
時間が限られているあなたにとっては、どう勉強していくかがIELTS攻略の鍵になると思います。
これからIELTSの勉強を始める方、私がどう勉強してきたかを紹介します。少しでも勉強方法に悩む時間が減りますよーに。
IELTS受験前の英語学習
お恥ずかしい話ですが、高校も大学も推薦で入学したため、人生で入試というものを経験したことがありません。
社会人になるまで、英語学習を本気でやったことは一度もありませんでした。
大学生の時に受けたTOEIC IP テストのスコアは200点代。その程度の英語力しかありませんでした。
社会人になり英語を喋れるようになりたいと思い、はじめてオンライン英会話を始めました。そこから私の英語学習が始まりました。
2020.4~ : ネイティブキャンプ受講開始
2020.12~ :TOEIC勉強開始
参考までに、以下がIELTS受験前の私の英語スペックです。
2021.4:NaitiveCamp日常英会話 レベル6.0
2021.5:TOEIC660(L395,R265)
2021.7:TOEIC715 (L405,R310)
机に向かって勉強するのが苦痛だった……
以上、1年4ヶ月ほどの英語勉強歴です。TOEICのテストでは残り20問の塗り絵は当たり前でした。
目標の立て方
何事も適切な目標設定が大事だと考えていたので、目標設定には悩みました。
IELTSの勉強を始めた当初はなんとなく留学のことを考え出した時期だったので、どのくらいのスコアが必要かわかりませんでした。
そこでとりあえずOA5.5を取ればいきたいカレッジにはパスできるという情報をゲットしたので、目標はOA5.5にしました。
具体的な各セクションの目標スコアは以下のとおりです。
R5.5 L5.5 S5.0 W5.0
その後受けたLR模試で長文とリスニングの情報量の多さに圧倒され、泣きそうになりました。
おそらくListening Reading共に4.0に達していなかったと思います。
やばいテストに手を出してしまったと思ったぞ
各セクションの勉強方法
Listening
Listenigは以前からそれなりに自信があったのでListeningに特化した勉強は特にしませんでした。
ですがこれは少し後悔をしています。実際の試験では一文字のスペルミスで減点されてしまうからです。
Listenigで聞き取れる力とそれを正しいスペルで書く能力は別なので、単語の勉強をする際にスペルを覚えていく努力をするべきだったと思います。
Reading
IELTSの模試を受けて、Readingには圧倒的な不安がありました。
課題は知らない単語が多すぎることと、文章が長すぎて途中で眠くなること。
これらの課題を解決するために、ボキャビルを始めることにしました。使用した参考書はIELTSでは定番のIELTS3500です。
この単語帳の3000語ををAnkiというモバイルフラッシュカードアプリに入れて毎日のタスクとして取り込みました。
次に読解力を鍛えるために、IELTS長文という参考書を使用しました。
毎日この参考書の一つの英文を精読→シャドーイング10回→音読10回という流れを試験当日まで繰り返しました。
一回にかかる時間が約1時間ほどとかなり負荷が高かったのですが、これのおかげで試験当日も最後まで読み切ることができました。
Writing
Writingは一番の山場。
初めて問題を解いた時はまず何を書いたらいいのか分からない。1時間かけても50wordsほどしか書けませんでした。
一人で勉強をしていくのは私には不可能と判断したので、Online添削アプリを探しました。
そこで辿り着いたのがBest Teacherというサービスです。
最初の2ヶ月くらいまでは、週に2−3本ほどPart1またはPart2のEssayを書いて添削してもらうという流れをとっていました。
試験1ヶ月前になってまったく自分のWritingが向上していないことに危機感を覚えたので、そこからほぼ毎日最低1本Writingを書いて添削してもらうという対策をしました。
自分で書いた英文を自分で添削するのは、初心者の私には負荷が高すぎると感じました。
Best Teacherをつかい効率的にWritingセクションの対策ができたおかげで初受験でWriting6.0というスコアを取得できました!
Speaking
SpeakingもWritingと同様にBestTeacherを使い対策していきました。
BestTeacherはWriting→添削→Speakingレッスンという流れだったので、効率よくIELTSのOutput パートの練習ができたので
大変助かりました。
毎日お気に入りの先生とSpeakingの対策をしていて、不安でどうしようもないという時などは先生に慰めてもらいながら二人三脚でなんとか試験までやることができました。
まとめ:徹底的に基礎固めから始めよう!
初めてのIELTSを終えての感想は、小手先の技術というのはほとんど通用しないということです。
なので、ListeningとReadingに関してはとにかく基礎を固めていくしかない。
SpeakingとWritingに関しては一人で勉強していくより、お金を払って最短距離で対策していくこと方が効率が良いと思いました。
これからIELTSを受験するみなさんにとって少しでもこの記事が参考になると幸いです。